犬が怖い

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小次郎はトレーナーさんが帰られてからも、ずっと震えて
いました。眠るときも身体を横に出来ず、座ったままで
居眠りをしていました。それだけ私たち家族に対して
不信感を抱いていたのだと思います。

トレーナーさんからは、そのとき撮影したビデオは、自分に
著作権があるから他には公表したりしないようにと言われましたが、
虐待の証拠、いえ○田流しつけ法の真の姿を公表されては困る
という事だったのではないかと思います。

暗くどんよりした空気が家の中に漂っていました。
明日起きていったときに小次郎がベッドにいたずらをしていたら、
まず私が小次郎にペットシーツをぶつけなくてはならない…。
出来ないなんて甘えたことは言ってられない!そう自分に
言い聞かせ、暗く沈んだ気持ちを奮い立たせようとしていました。

その日の夜中、目が覚めました。目が覚めたら涙が溢れてきた
のか、涙で目が覚めたのか、自分でもよく覚えていませんが、
なぜだか涙が止まらなくなってしまい、そして夕べの出来事を
思い出すと胸がドキドキして、朝まで眠れませんでした。

普段の私は…とにかくよく寝るし眠りが深いタイプです。布団に
入ったまでしか記憶がなく、夜中に目が覚めるなんてことは、
病気のときくらいです。隣の家に救急車が来たことも知らない
ようなお気楽人間で、仕事で夜中になることがある娘の帰宅も
知らないことが殆どなのです。

私はドキドキしながら起きて行き、リビングのドアを開けました。
その日の朝はベッドへのいたずらもなく、ホッとしましたが、
とても暗い気持ちを抱えての1日の始まりでした。

仕事中も小次郎のことを思うと涙が出てきました。どうして、
こんな事になってしまったんだろう。きっと私が悪いんだ。私が
きちんとトレーナーさんの指導を理解出来ず、指導されたように
出来なかったから小次郎がこんなことになったのだと……。

家に帰るのが憂鬱で、帰りたくありませんでした。玄関を開けるのも、
リビングのドアを開けるのも怖く、玄関に入ったものの、座り込んで
泣いてしまいました。落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせて深呼吸を
しましたが、リビングにいる小次郎の様子を見ることも出来ず、
逃げるように2階に上がりました。

あんなに大好きだった小次郎、どんな犬も大好きでかわいいと
思う私なのに、その日の散歩や帰り道で出会った犬のことも、
そして小次郎のこともかわいいと思うことが出来ず、“怖い”
と感じるようになっていました。

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母ちゃん、おいらのこと好きじゃなくなったのか?
前みたいに元気で明るい母ちゃんに戻っておくれよ(*・人・*) オ・ネ・ガ・イ♪