苦しい日々

140214-9.jpg

平常心を失くし動揺していた私はトレーナーさんに電話を入れ
ました。家族5人が小次郎にあんな攻撃をしたら、小次郎の心も
身体も壊してしまうのではないか、私には出来ないと泣きながら
訴えていました。

トレーナーさんの口調が一変しました。昨日わざわざ遠い道のりを
そちらまで行って、こちらは夜も寝ないで、また朝から仕事をして
いるのに、こちらの言っていることが何も分かってない!こちらの
話を何も聞いてない!あなたの言っている事は、万引きをした子どもに
注意もせずに、見て見ぬふりしているのと同じだと怒鳴られました。

強い権威を使えないような飼い主がこんな支配性の強い犬を買って
きて、練習(小次郎が帰ってきた翌日の家族での練習)のときも
家族でごちゃごちゃうるさいことばかり言うし(お互いがトレーナー
さんの指導通りに出来てないところを注意しあっていたこと)、
小次郎が僕の足の間で落ち着いて納まっているのに、ビデオ
カメラを近づけて来るし、本当に何も分かってないと……。

車に例えれば100パーセント安全な車を作ったのに、
飼い主のせいで台無しになりそうだ。せっかく矯正したのに
飼い主がそんなではどうしようもないと怒鳴られました。

僕がしつけ育成した犬の飼い主さんはみんな上手くやって
いる。年配の方で握力が13しかない方も吊り上げを成功
させて頑張っているのに、何て情けない!!罵倒される
ように怒鳴りつけられました。

小次郎が帰って来たときに撮影したビデオと3日後のビデオを
繰り返し見て、トレーナーさんと奥様の話を一語一句逃さず聞いても、
それに対応するような話は何もなく、どの事をもって「何も聞いて
ない、分かってない」とおっしゃるのかが理解出来ず、途方に
暮れてしまいました。

お散歩も苦痛でした。トレーナーさんからは歩いているときに
小次郎の鼻先がズボン横の縫い目より前に出たらリードショック
を与えるようにと指導されていました。

常に小次郎を監視しているようなお散歩。いつリードショックを
与えようかとドキドキしながらのお散歩。人や犬と出会ったときに
リードショックなど使える訳がありません。人目を避け、犬を避け、
誰とも会わない時間帯を選んでお散歩をするようになりました。

小次郎はリードショックをかけられるのが嫌で、常に私の動きを
警戒していました。リードショックをかけようとした私と目が合って、
興奮して逃げ惑うようなときもありました。人を怖がるようなところも
見受けられました。穏やかでやさしいおばあちゃんが、かわいいね
と近づいてみえただけで警戒して逃げようとしました。私が公園の
入り口のロープをまたいだら、物凄く怖がってくるくる回りだした
こともありました。

夢見ていた、穏やかで幸せな暮らしとは程遠い毎日でした。

写真 4
おいらだって、母ちゃんたちと穏やかで幸せに暮らしたいんだよウ・・ ウン(・_・)
チョークチェーンもリードショックも嫌なんだ(T_T)