小次郎がいなくなって…。

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小次郎が居ない生活は寂しいという気持ちと、ホッと
する気持ちが入り混じっていました。

いつもいつも小次郎を監視するようなお散歩。小次郎が
少しでも前に出たらリードショックをかけなければと思う
けれど、それが嫌で嫌で仕方がなくて、ちっとも楽しく
ないお散歩。立ち止まることもなく、延々と真っ直ぐに
歩いていくだけのお散歩。

それは小次郎も同じで、いつリードショックをかけられる
かと常にピリピリ神経を尖らせ、私がつまづいたりして
少し歩調が変わるだけでビクッと私から遠ざかろうとし
たり興奮したり……。排泄のための匂い嗅ぎを少し
したら後は歩くだけなので、歩きながらウンチをして
しまうことも度々ありました。ウンチをしたいから、自分
が排泄したい場所を探してするのではなく、我慢に我慢
を重ねて、歩きながらウンチをしてしまうのです。

そんな事すら分からずに、小次郎を理解してあげら
れなかった私。犬としての欲求や犬としての尊厳を
無視し続けていた私。情けなくて自分に腹が立ちます。

首輪を抜いて逃げたこともありました。当然だと思い
ました。小次郎だってリードショックなんてかけられ
たくないはずです。トレーナーさんは犬の首のところは
殆ど神経が通ってない。だから親犬は子犬の首の
ところを咥えて運ぶのです。リードショックをかけても
犬にとっては痛くも痒くもありませんと言われましたが
本当にそうなのでしょうか。

痛くも痒くもないのなら、何故小次郎はあんなに
リードショックをかけられることを嫌がったのでしょうか。
怯えていたのでしょうか。少しずつ○田流への不信感が
膨らんでいましたが、もう引き返せないという気持ちの
方が強く、またトレーナーさんからも、リードショックを
かけるタイミングが遅すぎるからダメなのだ、ちゃんと
DVDを見て練習するようにと言っておいたのに、何も
練習していないし理解していないことが原因だと言われ
ていたため、私が指導通りに出来ないことが一番問題
なのだという気持ちが強かったように思います。

練習はしていました。ぬいぐるみに首輪とリードをつけて
DVDを見ながら何度も練習しましたが、実際の小次郎は
DVDの犬とは違う動きや反応をするので、同じようには
出来ないのです。またぬいぐるみになら躊躇せずにリード
ショックをかけることが出来ましたが、小次郎にリード
ショックをかけることはなかなか出来ませんでした。

期待に胸を膨らませ、とても楽しみにしていた小次郎
との生活。なのに、小次郎とは家族になるどころか
どんどん距離が広がっていくような、小次郎が私たち
に対して心を閉ざしていくような、そんな毎日でした。

こんなことをしていたらダメだ。トレーナーさんが言わ
れるように、早く吊り上げを成功させなければ、とん
でもないことになってしまう。でも…出来ない。いつも
心の中に相反する思いがありました。

仕事をしていても、小次郎のことで頭がいっぱい
でした。なのに家に帰るのが嫌で堪りませんでした。

あんなに可愛くて愛おしいと思っていた小次郎の
ことを“怖い”と思うようになってきていました。

だから小次郎が訓練所に戻り、その恐怖心や
苦しいお散歩から解放されて、ホッとした自分が
いたのでした。

そして少し食事が喉を通るようになりました。

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ねえ母ちゃん、匂い嗅ぎをしてるおいらの顔や、おねだりしてるときのおいらの顔Uo-ェ-oU ポッ♪
よーく見てよ(*´ -`)(´- `*)おいらとってもシアワセな顔してるだろ(^.^)