迷い…そして

DSC00040.jpg

冷静に考えれば主人の言う通りです。預託をしようかどうか
迷っていたときにトレーナーさんは何も難しいことはないと
言われました。60歳を越えている人たちもちゃんと出来て
いる。ルールさえ守れば大丈夫だと。

トレーナーさんは私達が話をちゃんと聞いてないと言われ
ましたが、私たちはトレーナーさんの指導を総てビデオ撮影し
何度も繰り返し観ていました。その中で言われていることは
忠実に守っていました。だから一体何が悪いのか、どうして
こんな言われ方をしなければならないのか分からなくなって
きていました。

結局はリードショックをかけるタイミングが遅い、かけるときに
躊躇うからダメだ、よしよしの声かけのリズムが悪い、歩く
速度が速過ぎるetc 練習を積まなければ出来ないことや、
指導をしてもらってないようなことをダメだしされていました。

2回目の訓練所訪問のときに、足拭きの指導を受けました。
小次郎はいつも抱っこをして足拭きをしていたのですが、
その時に足の関節のところを持って、足がピンと伸びた状態
で拭くと良いと言われました。

小次郎が4月に帰って来たときに、娘さんが指導をして
くださりお手本を示してくださったのですが、普通に脱力した
状態で拭いてみえて、そこまで細かいところに拘らなくても
良いと思うと言われました。

スカイプで足拭きの状態を見たいと言われ、普通に拭いた
ところ、関節のところを持って拭くように指導したのに、また
言った通りにしていないと怒鳴られました。

もうそこまでくると、粗探しをして、難癖をつけられているように
感じました。

納得できない気持ちもどこかにあるのに、何よりも小次郎の
シアワセを第一に考えてくださっているから、飼い主である
私達に厳しくなるのだと思う。決して悪気がある訳ではないと
思う。

まず私が頑張って吊り上げを成功させて小次郎との関係を
きちんと作れば、自然とマメタも小次郎との関係が作れると
思うし、そうなれば穏やかで平和な毎日を送れるようになる
から、もう少し時間が欲しいと主人に頼みました。

そしてマメタの部屋に行き、今、小次郎と私の関係
作りをしっかりしなければならない状況であること、
私と小次郎の関係がきちんと作られれば、自然と
マメタとも上手くいく、それまでは私がメインになって
小次郎と関わるようにと○田さんから指導されたから
暫く見守って欲しいと話しました。

マメタは泣いていました。私の話から、自分は小次郎と
関わらない方が良いと察したのかもしれませんでしたが、
もしかしたら、スカイプでの話しが聞こえていたのかも
しれないと思いました。

あんなに小次郎を可愛がり、大切に大切に慈しんでいた
マメタ。マメタは預託には反対でした。そのマメタを説き伏
せて半ば強引に預託を決めてしまい、挙げ句こんなことに
なってしまった…どれほど傷つき、私たちを恨んだことか
と思います。

小次郎が預託から帰って来るときには、嬉しくて嬉しくて
笑顔でいっぱいだったのに、いつからか家の中は暗くなり、
どんよりとした空気が流れるようになっていました。

笑い声が絶えなかった家庭は一体どこに行ってしまった
のだろうか。どうしてこんな事になってしまったのだろうか。
想像もしていなかった事態に陥り、どんどん追い込まれて
いくような気がしました。

そしてその日から、マメタは小次郎のお散歩に行か
なくなってしまいました。

DSC00008.jpg
マメタ姉ちゃん、どうしておいらとお散歩行かないの(T_T)
何もかも母ちゃんだけが悪い訳じゃないよ! 早く気づいてよ、本当に大切なことは何なのか。
それまでおいら頑張るからさd(^-^)ネ!

父の想い

2013-05-05 15.54.59
スカイプで繋がっていたときのこと…トレーナーさんが突然、
「下の娘さんはいつもあんな風に意思表示をはっきりしないん
ですか。」と言われました。

小さいときから人見知りが激しくてどちらかと言えば自分の
気持ちをはっきり口にすることが少ない子だったマメタ。

そのことを伝えるとトレーナーさんは、
「ああいう子が犬を触るとどんどん悪くしてしまいますから、
触らせない方がいいですよ。まず、奥さんが頑張って吊り
上げを成功させて小次郎との関係を作る。そしてご主人、
娘さん達へという形を作れば、その時は大丈夫ですが、
下の娘さんには小次郎を触らせないようにしてください。
ああいう子が犬と関わると、ろくなことがない。それから、
吊り上げを早く成功させないととんでもないことになりますよ。
窮鼠猫を噛む。でも難しいですからね。練習しといたほうが
いいですよ」と吐き捨てるように言いました。

スカイプで繋がっていますから、側に居る家族には丸聞こえ
です。たまたまマメタは2階の自分の部屋に居たのですが、
主人が近くで聞いていました。

その時には何も言わずに黙って聞いていた主人でしたが、
スカイプが切れた後でとても怒った口調で、「ああいう事を
言う奴なんやな。こちらが素人なんは初めから分かっとる
ことや。最初から、うちは家族5人やから、みんなが同じ
レベルで小次郎のトレーニングが出来やんと思うという
ことは言うてあった。

マメタはマメタなりに辛い気持ちを抑えとる。まだ高校生の
女の子にこんなリードショックをかけるようなやりかたは
酷やろう。うちの家族はみんな出来は悪いかもしれやんけど、
小次郎のことは大事に想とるし、頑張って勉強もしとるし取り
組みもしとると思う。

ただ、才能はないやろうし、言われた通りにも出来てない
やろう。でも、それを何とか指導するのがプロの仕事と
違うんか?せやで高いお金も払たんと違うんか?5万円、
6万円の話と違う。1ヶ月30万円も払た。うちは決して
裕福な家と違う。

それでも小次郎を責任もって飼いたい、保健所行きに
なるようなことにはしたくないと思て車を買うためにコツコツ
貯めたお金や、S(長女)たちは家を買う頭金にと貯めとった
お金を崩して用立てた。普通では考えられやん金額や。

滞ることなくきちんと払てきたんやし、商売で言うたら、
うちは客や。ちゃんとお金を払た客に対して言うことと
違うやろ。確かに犬に関しては凄い訓練士なんかも
しれやんけど、人に対してどうなんや?

自分の指導力不足を何もかも人のせいにして、やれ話を
ちゃんと聞いてないとか、言うた通りにしてないとか。

それならちゃんと紙にでも書いて渡せよ。最初に言うとった
ようにちゃんとDVDにして渡せよ。そしたらそれを何回でも
観て、練習も出来るやろ。

小次郎を連れてったときも一週間に1回は必ず写真
をメールで送るて言うたのに、それも無し。あのときマメタ
がどれだけ心待ちにしとったことか。

言いたいことはいっぱいある。せやけど、指導してもらわな
あかん立場やで、余計な事言うて向こうの機嫌を損ねて
ちゃんとした指導をしてもらえやんようになってしもたら
マメタも小次郎も可哀想やと思て我慢してきたんや。

することせんといて、何もかもこっちばっかが悪いように
言うて自分が悪者にならんようにガードして、ちょっと言う
ことがおかしいんと違うか?

俺はもう○田とは関わりたない。最初は、預託で犬は出来上
がっとるから、難しいことは何もない。最低限のルールだけ
守ったらええて言うとったけど、こんなややこしい、虐待みた
いなことをするんは俺はもう嫌や!

それにマメタのことをあんな風に言うたことが許せやん!」
と言いました。

2013-05-05 15.56.31
父ちゃん、ありがとう!! 父ちゃんの言う通りだよ(。・_・。)ノ
おいらの大好きなマメタ姉ちゃんのことをこんな風に言うなんておいらも絶対に許せない(`^´)

膨らみ出した不信感

140504-20_convert_20140512215009.jpg

トレーナーさんの都合の良い時間帯は、その日によって
色々ですし、奥様が折り返して電話をするように伝えます
と言ってくださっても返信がないこともありました。

どうしてもトレーナーさんの都合のつく時間帯に電話が
出来ないときにメールで色々とお聞きすると、小次郎を
ロボットにしか思っていないような文面だとか、これでは
小次郎が可哀想過ぎるとか、私にとっては“責められて
いる”ようにしか思えないことを言われました。

トレーナーさんの代わりに娘さんから質問の返事をいた
だいたことがありました。とても感じの良い対応でした。
私でよければいつでも電話してきてください。分かる範囲で
しかお答えできませんが、遠慮せずにどうぞと言ってくだ
さって、とても嬉しかったのですが、聞き忘れたことがあり、
直ぐに掛け直しましたが留守番電話になっていました。

電話を切ってからかけ直すまでに30秒も経っていませ
んでした。娘たちは、さっきの言葉は建前で、こちら
からの電話に対応する気はないと思うと言いました。

トレーナーさん一家をとても謙虚で感じの良い家族だと
言っていた主人や娘たちが、段々不信感を持つように
なってきていました。

それでも私だけはトレーナーさん一家を信じようとして
いました。これがマインドコントロールというものだった
のでしょうか…今になって、そう思うようになりました。

そして、どうしても小次郎との関係がしっくりいかない私は
仕事を一週間でも二週間でも休んで訓練所に通って
勉強させてもらおうと思いました。

ウィークリーマンションを借りて訓練所に通えば、
何とか小次郎との関係をきちんと作れるのではない
かと……。11年間、殆ど休まずに働いてきた私でしたが
それで小次郎との関係を作れるのなら、仕事よりも
優先しようと思ったのです。

そのことをトレーナーさんにお話したところ、こちらに
来てもらうより、そちらに娘を行かせます。その方が
安く済むとのこと。 話の内容から、訓練所に通うには
別途お金がかかるようでした。

預託に際してのお話のときに、3ヶ月分の代金で半年は
保障すると言ってみえました。小次郎を預託した日から5ヶ月
と少ししか経っていなかったので少し疑問に思いました。

そして、最初に言ってみえた、しつけ育成の過程を収録
したDVDも全く届く気配がなく、そのことを電話で言いかけ
たところ、トレーナーさんは違うことを上から被せるように
話し出しました。結局、しつけ育成の過程は何も収録されて
おらず、そのDVDも存在しなかったので、都合が悪かった
のだと思います。

信じよう、信じたいという気持ちと、おかしい、最初と
話が違い過ぎるという気持ちが心の中でぶつかり
始めました。

140406-22_convert_20140420203610.jpg
母ちゃん、そうだよ! 目を覚ましてよ!!
どう考えたっておかしいよ(。・_・。)ノ チョークチェーンで締め上げること、
リードショックを与えること…そんな事が愛情だなんて絶対におかしいよ(`^´)

本当の姿

140420_convert_20140420201619.jpg

二日後、朝私が起きて行って小次郎の顔を見た途端に
小次郎が前日の夜に食べたドッグフードを吐いてしまい
ました。5時半頃だったので、トレーナーさんに電話を入れる
には早過ぎると判断し、吐いたときの対処方法をネットで
検索しました。

人と同様に、吐いた時には絶食した方が良いと書いて
ありました。やはり人間と同じなんだと判断し、その日の
朝は食事(餌)を抜きましたが、自信が無かったので、
小次郎の状態をメールに書いてトレーナーさんに送り、
またこちらから電話を入れさせて頂く旨を記しました。

その日仕事が休みだった長女にトレーナーさんに
電話を入れてもらうように頼み、私は仕事に出かけ
ました。

私の代わりに電話をした長女はトレーナーさんから
嘔吐したから食べさせなかった?よくもそんな可哀想なことを
したものだ。犬のことを何も分かってない。犬はロボットじゃ
ないんだ。今すぐ餌を食べさせて散歩に連れて行けと
怒鳴られたそうです。

才覚もなければ感覚もない…本当に情けない、これでは
小次郎が可哀想だとも言われたそうです。

私が犬のことを何も分からず、またトレーナーさんが言わ
れるように、才覚もなければ感覚もないがために長女に
まで嫌な思いをさせてしまったことを長女に謝りました。

それでもトレーナーさんを信じ、言いにくいことも心を
鬼にして言ってくださるのだと言った私に長女が「そうかなあ。
自分のことを“僕は人間じゃありません。犬です”と言うとった
ような人やから、人の気持ちが分からんのと違うかな。何で
そこまで言われやなあかんのか私には分からんわ。私たちは
素人やで、いくら練習したって言うてもたかが半日の練習で
トレーナーさんが言われるように完璧に出来る筈がない。
それはトレーナーさんだって分かっとることやと思う。私だって
コジが帰って来るとき不安やったけど、伺い練習も2回して
もらえるって聞いとったし、スカイプで繋いで様子を見てもら
ったり指導してもらえるって言ってもらったから安心しとった。
でも、スカイプもいっつも100パーセント、トレーナーさんの
都合に合わさな繋がらん。やれ今は訓練中やとか、出かけ
とるとか、夜は7時には身体休めるからあかんとか。
私たちみんな働いとるんやで、いっつもいっつも向こうの
都合にばっかりは合わせられやん。結局、スカイプで繋が
っとってもこれといった指導はしてもらってないし、その時々で
言うことが違うし、いっつも怒鳴られて母さんが傷つくような事
ばっかり言われて、私あの人信頼出来やんようになってきた」
と言いました。

何に対しても高圧的で怒鳴り口調…物腰が柔らかく謙虚で
穏やかで腰が低い最初の印象とは正反対のトレーナーさんでしたが、
これがこの人の本当の姿だったのかもしれません。

聞きたいことがあり、電話をして私が話をし出すと、
「あーもう聞かなくても分かりました。そんな話をいちいち
聞いてたら、こっちは仕事にならない。とにかく
僕の言う通りにすればいいんです」と言われました。

それでも私はトレーナーさんを信じようとしていました。
これだけ言いにくいことをはっきりと言ってくださるのは、
小次郎と私たち家族のことを思ってのこと、トレーナーさんの
指導を理解せず、言われた通りに出来ない私が悪いのだ。
そう思っていたのです。

140504-2_convert_20140504182341.jpg
母ちゃん、確かに母ちゃんには才覚も感覚もないかもしれないよ(⌒^⌒)b うん
でも、おいらのことを想う気持ちは誰にも負けないだろう?
もっと自信を持って、おいらのこと育ててよ。母ちゃんがおいらのこと分かってくれなくて
誰が分かってくれるのさd(^-^)ネ!

小次郎の笑顔

140504-7-1.jpg

小次郎を預託に出すときに、トレーナーさんから「すっごくお利口さんに
なって帰って来るからね。お姉ちゃんの試験勉強のときには、じっと寄り添って
見守ってくれるからね。どこにでも連れて行ける犬になって帰って来るからね。」
とマメタは言われていました。

その時にはとても優しくて穏やかなトレーナーさんでした。
マメタも私たちもその言葉を信じきっていました。マメタはどこにでも
安心して連れていける…そんな小次郎との生活を夢見て、泣く泣く小次郎を
預託することを了承したのだと思います。

そして一番の願いは、高校生活最後の部活の大会に小次郎が私たちと
一緒に応援に来てくれること。

私たち家族はそれは夢ではなく、きっと小次郎はマメタの応援に行く事
が出来ると思っていました。

ちょうど2年前の5月4日…とても一緒に連れて行けるような状態では
なかった小次郎。マメタはどんな気持ちで最後の大会に挑んだのだろう
かと思いました。

小次郎が穏やかで落ち着いた仔になって帰って来て、色んなところに
一緒に行く事が出来て、毎日楽しいお散歩に行って、一緒に寝て…そんな
生活を夢見ていたマメタ。

可愛い盛りの小次郎を預託に出して、その寂しくて辛い気持ちを小次郎との
幸せな生活を夢見ることで紛らわせていただろうに、それは結局夢でしか
なかった…思い出す度に心が痛いです。

でも、今日はこんな素敵な笑顔を小次郎が見せてくれました。
私たちの心の傷をも癒してくれる素敵な笑顔です。小次郎、ありがとう。

そして、崩れていた私たちの関係を修復するきっかけとなった
チャーリーママさんのブログ 
私は社会化のドッグトレーナー
チャーリーママさん、ありがとうございます。

140504-3_convert_20140504182423.jpg
母ちゃん、チャーリーママさんに出会えて良かったなU^ェ^U ワン!
おいらの高速回転もチャーリーママさんは「かわいい!」って言ってくれたよ(*^m^*)
そんな風に言ってもらって…何かおいらr(^ω^*)))テレマスナ(〃∇〃)☆