分かれ道

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忘れもしません。
2011年11月3日祝日でした。

預託されていた犬を九州まで送り届けた
帰りに、トレーナーさんは我が家に寄って
くださいました。

奥様とご自分の犬2匹と一緒でした。

その頃、小次郎は玄関に置いたサークルの
中で過ごしていました。
お二人が家に上がられる時に、小次郎の
尻尾が下がりました。

「あっ! 尻尾が下がりましたね」と意味有り気な言葉。
奥様も「ねぇ、下がったね」と。

そして、私たち夫婦、長女夫婦が一緒に話を
聞かせていただきました。

犬について。
犬には色々なタイプの仔がいる。
小次郎は一番扱いにくい、臆病で支配性が強いタイプ
とのことでした。

色々な話を聞かせていただきました。
ブログに書いてみえたような事もお話ししてくださいました。

とても物腰が柔らかく、謙虚で、優しい印象でした。
奥様は常に後ろに後ろに下がられて、控え目で、とても
感じの良い方でした。

テレビチャンピオンのダメ犬選手権でチャンピオンに
なられた事、犬一筋38年、色々な国に視察にも行き、勉強を
してみえる事etc…犬に対する熱い想いを沢山聞かせて
いただいたように記憶しています。

その間小次郎はいつものようにおとなしくサークルで
過ごしていました。

トレーナーさんは「おとなし過ぎる。これはちょっと…」と表情を曇らせ、
「小次郎ちゃんをここに連れてきていただけますか」と言われました。

少し(*^o^*)ドキドキ(*゜O゜*)バクバクしました。
「尻尾が下がりましたね」「おとなし過ぎる」その言葉は
決して良い意味ではないと感じたからです。

小次郎を手渡し、トレーナーさんが小次郎を抱き、少し間がありました。
「これは……ああ、どうしようかなあ」とトレーナーさんが
絶句されるような様子でした。

尽かさず奥様が「主人は触わるとその仔の未来が見えて
しまうんです。あぁ、そうなんだ…」とフォローされました。
今思えば、触って未来が見えるなどという言葉をどうして信じてしまったのか。
でも、その時既に私たち家族は洗脳されかけていたのではないかと思います。

とても素人の私たちにしつけられる犬ではないこと。
このままいけば、間違いなく保健所行きになること。
柴犬にはしつけ育成のタイムリミットがあって、遅くても生後4ヶ月
までにしつけなくては矯正不可能になってしまうこと。
出来れば小次郎をこのまま連れて帰りたい(預託する)こと。
ご自分の経験談のもと、お話をされたように思います。

また、預託料も目を剥くような金額でした。
その金額を聞き、驚いて躊躇した私たちに、そのトレーナーさんは
3か月分の預託料で6か月まで保障する、しつけ育成の過程を
すべてDVDに収めてお渡しする、また飼い主さんのフォローも
きちんとさせていただくと言われました。

そして、今から自分たちの連れてきている犬を少し散歩させて
くるから、その間にどうするかを決めておいて欲しいと言われました。

わが家の次女マメタ(次女のニックネームです)が、とても
小次郎のことを可愛がっていました。
そのマメタが修学旅行に行っていて留守でした。

長女が、マメタが居ない間に小次郎を連れて行ってもらう訳には
いかないと言いました。私もそう思いましたし、金額的なところで
かなり無理があるとも思いました。

30分くらい経ったでしょうか。トレーナーさんが戻ってみえました。
そして「やはり、今日、小次郎ちゃんを連れて帰るという話はちょっと
御破算にします。また、後日連絡をさせていただきます」と急に話が
変わりました。

奥様はなかなか頭の切れる方のように見えましたので、何か奥様
からのアドバイスがあったのではないかと思いました。
私たちにお話しをされるときも、度々奥様の方を見て確認(と言うか
了承というか)を取りながら話してみえるように感じましたが、その時は
二人三脚で取り組んでみえるからなのだと思いました。

私たちも、マメタに話をして、どうするかを決めて、お返事させて
いただく意向をお伝えしました。

それから2日後、テレビチャンピオンで優勝された時のDVDが
送られてきました。そして、テキストとDVD、またそのトレーナーさんの
しつけ法を実践してみえる方たちで作ってみえる“会”の案内も
送られてきました。

問題のある犬を見事にしつけてみえました。
また、その犬の飼い主さんが、HPに体験談を掲載してみえました。
テキストの内容も、愛情を基本としたもので、共感できました。
“会”にも早速エントリーし、掲示板で実践者の方のお話しも
読ませていただきました。

みなさん、物凄く熱心に学ばれて、犬との生活を楽しんで
みえました。また、トレーナーさんへの信頼も絶大なるもので
あると感じましたし、このしつけ法は「ほんもの」だと思う
ようになりました。

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母ちゃん、もっとおいら(犬)のこと勉強しておくれよ。
しつけ法はひとつじゃないよ。いっぱいあるんだよ。
おいらにやさしくて、母ちゃんにもやさしい方法もあるはずだよ。


続きます……

コメント

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マメタ母さま♪ 私も初回の記事でコメント入れて応援したいと思いましたが、恥ずかしいので読み逃げしました^^;

話が進んでいました。オカルト教団のようなトレーナー軍団なのでしょうか?怖いデスね。
続き楽しみにしています♪

Re: タイトルなし

パリス君のママへ♪

> マメタ母さま♪ 私も初回の記事でコメント入れて応援したいと思いましたが、恥ずかしいので読み逃げしました^^;

コメントありがとうございます。
初めてコメント入れるのって本当に勇気が要りますよね(/ω\) ハジカシー

> 話が進んでいました。オカルト教団のようなトレーナー軍団なのでしょうか?怖いデスね。

オカルト教団ではないのですが、恐怖心を煽るところはあったと思います。

犬一筋38年の経験から、この犬はとんでもない犬だと……まさか、そんな風に煽って商売をする人だとは思いもよらなかったので、すっかり信じてしまいました。

今の私なら、目の前の小次郎を見て、それは虚偽であると断言できます。私にとっては虚偽以外の何物でもないと。

でも、その時にトレーナーさんの言葉に翻弄され、現実から逃げたのは私です。しっかりとした自分の考えを持っていなかったことが一番いけなかったのだと思っています。

チャーリーママさんの「支配性理論をぶっ飛ばせ」は、私のような飼い主を救ってくれました(人-)謝謝

これからも宜しくお願いしますねm(__)m